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【徹底解説】実話映画『シカゴ7裁判』は世界中が政治・人種差別について考える今だからこそ観るべき映画だった※ネタバレあり

『シカゴ7裁判』は、そのタイトルが示すように政治に対する運動、そして裁判が主となる物語であるため、非常にセリフが主要な多く登場人物も多い。 その上、名前もややこしいので映画そのもののドタバタ感が多少あったが、まとまりをもった歴史的意義のある素晴らしい作品であったといえる。 物語にまとまりを持たせた要因の一つが『ソーシャル・ネットワーク』(10)の脚本を担当し、絶賛されたアーロン・ソーキンが本作の脚本・監督を務めた事ではないだろうか。 また、キャスト陣もサシャ・バロン・コーエン、エディ・レッドメイン、ジョセ ...

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【感想・考察】映画『望み』ラスト結末で伝えたかった事とは※ネタバレあり

本作を観終え劇場を後にする際に、最初に感じた映画への印象が”平穏”や”安心感”、それらへのあこがれのようなものであった。 『望み』のエンディングでは、春を迎えた街の上空からの景色が映し出され、森山直太朗の唄う「落日」が流れていた。 これらの要素が清々しさを演出し、物語の中に積もりに積もった不安感や絶望感を浄化してくれているようにさえ感じたのだ。 果たして本作が物語を通して、また、ラストの結末が伝えたかった事とは一体何だったのだろうか。 物語の大きなテーマと小さなテーマのようなものが見えた気がしたので、今回 ...

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映画『TENET/テネット』【解説・考察】歴史的“超”大傑作を徹底深堀り!ニールの正体は一体…!※ネタバレあり

クリストファー・ノーラン監督といえば、これまでに『メメント』『インターステラー』『インセプション』『ダンケルク』と、正に時間と空間を超越したかのような作品を世に送り出してきた、言わば鬼才だ。 そんな彼が『TENET』という映画を製作したことを耳にして、次に、その映画は”時間”がテーマだという事が分かった。 ならばとこれまでに公開された3作品ないし4作品を復習するなり、思い出すなりと努力をした者もいるだろう。 そしていよいよ劇場に足を運び、映画を観始めると、物語の序盤で既に絶望するのだ。 劇場を後にする頃に ...

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【感想・考察】映画『キング・オブ・コメディ』ジョーカーとの共通点とラスト結末が示すこととは?※ネタバレあり

これまでに、ロバート・デニーロ×マーティン・スコセッシ監督映画は数多く公開されてきた。 中でも『グッド・フェローズ』『カジノ』といったギャング、マフィア絡みの映画が目立っているような気がするが個人的には『キング・オブ・コメディ』は彼らがタッグを組んだ映画史上最高傑作といえるのではないかと思う。 彼らの傑作といわれる『タクシー・ドライバー』よりも人間味とその恐ろしさを実感できる気がしてならない。 ちなみに本作は製作にあったってロバート・デニーロが熱望し、それに押される形でマーティン・スコセッシがメガホンを取 ...

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【実話感想・考察】映画『チョコレート・ドーナツ』ラスト結末が切なすぎる※ネタバレあり

ハッピーエンドかバッドエンドか。 果たして本作はどちらと言うことが正しいのだろうか。 ダウン症の少年と、ゲイカップル。 誰もが生きやすい社会を目指す現在でもネガティブに捉えられがちなテーマを、1970年代を舞台にひとつの映画に落とし込んでおり、特にラストの結末は非常に考えさせられる作品です。 最近だと、『ピーナッツ・バター・ファルコン』という同じくダウン症の少年とそれを取り巻く環境をテーマにした映画が公開されており、通ずる部分とそうでない部分があったと思うので本作と比較しつつ考察していきます。 映画『チョ ...

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【感想・解説】映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』-出会い・変化・別れを描いた青春音楽ストーリー※ネタバレあり

終わってみると平凡なストーリーであったものの、青春音楽映画というジャンル内で鑑賞してみるとなかなか見応えのある作品となっていました。 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』は1990年代に結成されたベン・アンド・セバスチャン、通称ベンセバといるバンドのスチュアート・マードックが監督を務めた2014年のイギリス映画です。 2009年にリリースされたスチュアート・マードックの同名アルバムをもとにしており、彼自身が脚本を務めました。 また、本作はベルリン国際映画祭にて上映されており公開当時は話題を集めました。 最近の青 ...

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【感想・考察】映画『ナイトクローラー』タイトルに隠された意味とは。サイコパスはいかに生まれるのか。※ネタバレあり

社会的病質者、広義的意味でサイコパスといわれるような人物を描いた『ナイトクローラー』はトロント国際映画祭にて招待作品として上映されるなど一定の評価を得ている作品です。 ジェイク・ジレンホールのなんとも言えない塩梅の演技も功を奏し、なかなか見応えのある作品となっていました。 本作を観て、サイコパスの存在を改めて認識し、その存在について興味を持った人も多いのではないでしょうか。 私もやはり非常に興味深く感じたので様々なことを調べた上で、感想・考察を行ってみることにしました。 記事内画像出典:RottenTom ...

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【感想・考察】映画『プロジェクト・パワー』は続編以降MARVEL・DCにどこまで近づけるだろうか。※ネタバレあり

ジェイミー・フォックス&ジョセフ・ゴードン出演で注目を集めているNetflixオリジナル映画『プロジェクト・パワー』。 第一印象としては淡々と、着実にストーリーを展開させ最後に見せ場を作るというNetflixらしいアクション映画でした。 スーパーパワー系映画は3DCG技術の発展によってこれまでに多くの作品が公開されてきているので、やはりそれらと比較されてしまうのがお決まりです。 特にその代表格であるMARVEL・DC作品はとても人気が高いので真似はせずとも独自性を出し、どこまでそれらに近い人気をと ...

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【感想・解説】映画『糸』平和で単調に見えて実は激動であった「平成」を「もどかしさ」とともに振り返る※ネタバレあり

日本に暮らしていると、「平和ぼけ」だとか、「活気がない」とか、何かと単調で無気力な表現を多く目にする気がします。 長く「平成」という時代を生きてきた私も、「平和の中にある活気のなさや悲しみ」のようなものを強く感じていました。 戦争がない=平和と捉えられがちな世の中において平和とは一体何なのか、もう一度考え直させられた時代が「平成」なのではないでしょうか。 平和であっても、災害、格差、貧困、病など身近に起こる不幸は多いです。 平和だった平成だからこそ、そのような出来事、事象を強く感じてしまうのかもしれません ...

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【感想】映画『ドラえもん のび太の新恐竜』いい話すぎて泣ける。大人目線で思ったこと。ミスチルも最高!※ネタバレあり

洋画・邦画など、これまでに非常にたくさんの映画を観てきましたが、やはり映画『ドラえもん』はいつでも想像以上に感動してしまいます。普通に泣けます。 今回の50周年記念『ドラえもん のび太の新恐竜』も例の如く泣けました。 めちゃくちゃ感動しました。想像以上に感動しました。 Mr.Childrenも最高でした。 ドラえもんは子供向けに作られている映画だと思いますが、大人になってから観ても大切なことに気付かせてくれます。 むしろ大人になってから観ると子供の時よりも感動するし心動かされました。 だからきっと全ての世 ...

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