『レ・ミゼラブル』をはじめ、『ラ・ラ・ランド』、『グレイテスト・ショーマン』『ボヘミアン・ラプソディ 』といった、ミュージカル・音楽映画は日本で非常に高い映画ジャンルとなりました。
昨年日本で公開された映画の興業収入トップも『アラジン』でいわゆる音楽映画の部類に入るでしょう。
そんな絶大な人気を誇る音楽映画というジャンルで2020年に公開される映画にはどのような作品があるのでしょうか。
日本で今年公開のミュージカル・音楽映画を紹介
さて、日本での公開が既に決定している作品をいくつか紹介していきましょう。本サイトはが注目している作品は以下の通りです。
- 『ティーン・スピリット』
- 『キャッツ/CATS』
- 『ジュディ 虹の彼方に』
- 『ウエストサイド・ストーリー』
の4作品です。どの作品も今年大注目ミュージカル・音楽映画です。それでは一つずつ見ていきましょう。
ラ・ラ・ランドのスタッフが集結!『ティーン・スピリット』
ヴァイオレット・ヴァレンスキーはいつかスター歌手になることを夢見る少女。音楽にかける情熱は並大抵なものではなかった。そんなある日、閉鎖的な家庭環境から抜け出すために彼女は、オーディション番組に出演することが決定した。
話題の本作は今大注目の女優エル・ファニングと『ラ・ラ・ランド』製作陣という超強力タッグ。エル・ファニングは日本での人気も非常に高い女優です。
『ティーン・スピリット』はスーザン・ボイルを世に送り出した『ブリテンズ・ゴッドタレント』や、あのゆりやんレトリィバァも出演して日本でも話題となった『アメリカズ・ゴッドタレント』また、ワン・ダイレクションらを輩出した「Xファクター」など海外のオーディション番組がどのようなものなのかも知ることができる作品となっている。日本公開は1月10日。
公開前から超話題!普及の名作が映画化『CATS/キャッツ』
本作は、T・S・エリオットの『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』に基づいた同名のミュージカル劇を原作としている。

ジェームズ・コーデンをはじめ、多くのオスカー俳優に加え歌手のテイラー・スウィフトも出演する豪華キャスティング。監督は『レ・ミゼラブル』のトム・フーパーが務めた。
日本で最も話題となっているミュージカル映画はやはり本作であろう。
ミュージカル界不朽の名作といえる「キャッツ」の映画化作品とだけあってその注目度は高い。また、日本に先駆けて公開となった海外の評価が反映されているRottenTomatoesでは批評家の支持率がわずか20%ほどしかなく、観客満足度も53%と非常に低くなっていることが気になるが日本での評価はどうなるだろうか。
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グリーンブックのGAGA配給『ジュディ 虹の彼方に』
ジュディ・ガーランドは『オズの魔法使』(1939年)でハリウッドの一躍スターに上り詰めたが、その後は次第に薬物依存となった。しかし、1968年の不可能だと言われていた舞台で圧巻のパフォーマンスをみせ、輝きを取り戻したのだった。
本作は晩年のジュディに焦点を当て、彼女の知られざる苦悩や子供たちへの深い愛情が描かれる。
なかでも主演のレネー・ゼルウィガーは全ての歌唱シーンを自ら演じており、ゴールデングローブ賞主演女優賞にもノミネートされています。
ジュディ・ガーランドという1人の女性の伝記映画に今から目が離せない。
注目俳優アンセル・エルゴート主演『ウエストサイド・ストーリー』
本作は1961年に公開された『ウエスト・サイド物語』のリメイクという位置づけとなる。『ウエストサイド物語』はアカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞した超名作だ。
監督はスティーブン・スピルバーグ。音楽は『アラジン』『美女と野獣』『シカゴ』のマット・サリバンが担当する。
主演(トニー役)は『ベイビー・ドライバー』が記憶に新しい、若手実力派俳優のアンセル・エルゴートが抜擢された。
また、マリア役には30,000人の中から大抜擢された現役高校生レイチェル・ゼグラーが務める。彼女の歌声にも注目だ。
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