4.実話をもとにした伝記音楽映画
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『ジャージー・ボーイズ』
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『ボヘミアン・ラプソディ』
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『ロケットマン』
『ジャージー・ボーイズ』(2014)
あらすじ
物語の舞台はニュージャージー州の田舎町。トミー・デビートとニック・マッシは警察の世話になる事ばかりをしていたが、一方でバンドを組み、フランキー・ヴァリの歌声に惹かれていた。
彼らはその歌声を武器に一躍スターへとのし上がっていくのであった。
予告編
おすすめポイント
本作はトニー賞受賞のミュージカル『ジャージー・ボーイズ』をクリント・イーストウッドによって映画化したものである。
1960年代に人気を博したフランキー・ヴァリがボーカルを務めたフォーシーズンの繁栄から衰退までを描いており時代背景も強く感じる作品である。
日本では「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」が非常に有名である。
ちなみに、俳優となる以前の若き日のジョー・ぺシが本人として本作に出演しているが、そのあたりも時代を感じさせる映画だ。
『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)
あらすじ
物語の舞台は1970年代のロンドン。移民差別などを受けながらもフレディー・マーキュリーは音楽に没頭していた。
そんなある日、ボーカルが脱退したというブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンドに自らを売り込む。
予告編
おすすめポイント
日本でも社会現象的なヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』。
伝説のロックバンド「Queen」の主にボーカルフ:レディ・マーキュリーに焦点を当てて描かれた作品だけに、必然的にヒットした映画ともとらえられるが、本作にはそれ以上の何かがあったことは間違いない。
彼らがどのようにロックの世界で生き、どのように奏でたのか本作を観ればその真実と素晴らしさに近づくことができるかもしれない。
「Queen」の残したロックンロール魂はこの先も人々を引き付けることを『ボヘミアン・ラプソディ』は間違いなく証明した。
『ロケットマン』(2019)
あらすじ
依存症を治すためのセッションに参加しているのはド派手な衣装をまとったエルトン・ジョン。
彼はフラッシュバックに苦しみながらも、自らの人生を振り返るように物語るのであった。
予告編
おすすめポイント
本作はエルトン・ジョンの半生を描いた伝記音楽映画だ。
演じたのはタロン・エガートンでエルトン・ジョン本人も認めるほどの高い歌唱力を本作で見せつけた。
『ロケットマン』のみどころはエルトン・ジョンの半生を振り返ると同時に振り返ることのできる伝説的な音楽の数々はもちろんの事、彼が一体どのような人物であるのかを振り返ることができるという部分である。
派手な衣装と、人々を熱くさせた音楽の裏にどのようなドラマがあったのか、それを知ることは非常に価値があることである。
彼の人生のドラマを知ることで、人生を含めたエルトン・ジョン自身をもっと好きになるに違いない。
