1990年代名作映画
1990年代の映画は映画ファンの間でも好きな作品としてあげられる作品が多いことで知られている。
そのことから一般的にも有名で一度は名前を聞いたことのあるような作品が多いことも特徴の一つだ。
また、現在知られているハリウッドの王御所とし世界で広く活躍するスター俳優や監督はこのころから活躍し始めていることもわかる。
若き日のジョニー・デップ、トム・クルーズ、ユアンマクレガー、ブラッドピットなどを観ることができることも楽しみの一つだ。
どれも映画としての価値の非常に高い歴史的な作品ばかりなのでぜひチェックしてみてほしい。
以下に、これから1990年代の名作映画として紹介する作品をまとめた。
1990年代の名作映画
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『グッドフェローズ』1990
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『シザーハンズ』1990
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『ホームアローン』1990
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『プリティ・ウーマン』1990
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『ゴースト・ニューヨークの幻』1990
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『羊たちの沈黙』1991
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『マイ・プライベート・アイダホ』1991
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『レザボア・ドッグス』1992
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『シンドラーのリスト』1993
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『ピアノレッスン』1993
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『パルプフィクション』1994
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『フォレストガンプ一期一会』1994
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『ショーシャンクの空に』1994
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『LEON』1994
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『セブン』1995
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『トイ・ストーリー』1995
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『カジノ』1995
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『ユージュアル・サスペクツ』1995
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『ヒート』1995
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『ミッション:インポッシブル』1996
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『トレイン・スポッティング』1996
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『ファーゴ』1996
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『タイタニック』1997
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『フェイク』1997
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『トゥルーマン・ショー』1998
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『プライベート・ライアン』1998
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『アルマゲドン』1998
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『ファイトクラブ』1999
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『グリーン・マイル』1999
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『アメリカン・ビューティ』1999
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『シックスセンス』1999
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『マトリックス』1999
『グッドフェローズ』1990
予告編
レビュー
『シザーハンズ』1990
予告編
レビュー
本作は、純粋で無垢な心を持った人造人間と、1人の少女の関係を描いた作品だ。
第一印象としてはなんだか不思議な雰囲気の映画。
ジョニー・デップの演じた人造人間のエドワードは、両手がハサミのまま1人山の上の屋敷に取り残されてしまうのだ。
終わってみるととても美しいお話であることを実感できるに違いない。
『ホームアローン』1990
予告編
レビュー
クリスマスの時期になると決まって『ホームアローン』が地上波で放送され、何かとSNSなどで話題になる。まさにクリスマス定番の名作映画だ。
クリスマスに家族の中で家に一人だけで取り残されてしまった少年が泥棒たちを様々な方法で撃退するところが本作の最大の見どころだ。
泥棒たちが間抜けでなんだか滑稽で、思わずくすっと笑ってしまうシーンが満載だ。
クリスマスでなくとも落ち込んだ時や気が沈んでしまったときにハッピーな気持ちにさせてくれる作品なのでぜひ一度見てほしい。
『プリティ・ウーマン』1990
予告編
レビュー
『ゴースト・ニューヨークの幻』1990
予告編
レビュー
『マイ・プライベート・アイダホ』1991
予告編
レビュー
『羊たちの沈黙』1991
予告編
レビュー
アカデミー賞にて主要5部門をすべて手にした数少ない映画として本作は広く知られている。
物語では連続殺人事件を追うFBIの女性訓練生と彼女の捜査にアドバイスをする猟奇殺人犯で元精神科医との奇妙な交流が描かれる。
小説を原作としており非常に作りこまれた作品なので1度は観てほしい1本だ。
『レザボア・ドッグス』1992
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『シンドラーのリスト』1993
予告編
レビュー
本作は第二次世界大戦時に起こったナチスドイツによるユダヤ人迫害に関することで有名だ。
スピルバーグ監督の作品で第66回アカデミー賞では7部門を受賞し映画の歴史に名を刻んだ。
物語はドイツ人の実業家であったオスカー・シンドラーが1,100人以上のポーランド系ユダヤ人を自身が経営する工場で雇い、生産力という名目で強制収容所送りから救った実話が描かれる。
史実を学べるうえ、素晴らしい人間についても知ることができるのでとても学びの多い映画として現在でも多くの人からの支持を得ている作品だ。
『ピアノレッスン』1993
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『パルプフィクション』1994
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レビュー
クエンティン・タランティーノ作品として非常に有名で物語は時間の順序がバラバラとなっている。
特に映画に登場する不思議なダンスシーンは様々なパロディが行われるなど現在でも親しまれている名シーンだ。
クエンティン・タランティーノの作品といえば最近だと『ワンスアポンアタイムインハリウッド』がアカデミー賞にノミネートされレースを賑わせた。
過激な展開を好む監督だがそこもファンから愛される要因の一つだ。
『フォレストガンプ一期一会』1994
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トム・ハンクス主演の本作は第67回アカデミー賞にて賞をかっさらった、歴史的な映画だ。ちなみにトム・ハンクスは主演男優賞を受賞。ほかにもゴールデングローブ賞などでも数々の賞を受賞している。
空中を漂う1本の羽がフォレストガンプの足元に舞い降りるシーンから映画は始まる。
知能指数が低く、装具がないと歩くことができない少年だった彼のこれまでの人生をバス停で待つ人々に話しながら回想するという形で物語は進行する。
映画に登場したNikeのコルテッツや、「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」というセリフが有名だ。
『ショーシャンクの空に』1994
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レビュー
冤罪で投獄されてしまった銀行員が刑務所の中でも決して希望を捨てることなく生き抜いていくことを描いた最高のヒューマン・ドラマだ。
銀行員を演じたのはモーガン・フリーマン。名作として現在でも語り継がれている。
原作はモダンホラー小説家として非常に有名なスティーブン・キングによって描かれた恐怖の四季の春の物語(春は希望の泉)だ。
ちなみにすでに紹介した『スタンドバイミ―』はこれの秋の物語(秋の目覚め)として描かれていることで有名だ。
『LEON』1994
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レビュー
レオンとマチルダが一緒に歩くシーンがよくTシャツのデザインなどになっているものを見かけると、あぁ本当に愛されている映画なんだなと実感する。
まさに時を経て語り継がれる名作だ。
本作で最も重要なことはレオンとマチルダの関係性にあると言える。
少し安っぽい表現となってしまうが、本作は究極のギャップ萌え作品であるのではないだろうか。
1人の男の本当の意味での心の優しさ、思いやり、暖かさといった部分に触れて、自分の心も浄化されるに違いない、外せない一本だ。男の中の男を見せつけられる。
『セブン』1995
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レビュー
七つの大罪をテーマにした本作は、ブラッド・ピット、モーガン・フリーマンといった豪華俳優陣が出演しているが、一見そこまで人々の興味を引かないように思える。
しかしそれは見当違いで、話が進むにつれ、没入してしまうこと間違いなしだ。
物語はまさに七つの大罪を意識した猟奇殺人事件と、それを追う刑事の姿が描かれる。
ラストの衝撃の結末については多くの議論がなされ、様々な意見が現在でも深く語られている。
『トイ・ストーリー』1995
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レビュー
現在でも続編映画が製作されている世界でもっとも人気のCGアニメーション作品。日本でもファンは多いだろう。
『トイ・ストーリー』は長編映画としては世界で初めて公開されたフルCGアニメーションで現在では当たり前となっている技術の先駆けで原点的な作品だ。
バズ・ライトイヤー、ウッディ、レックス、ハム、リトル・グリーン・メンなど個性豊かなキャラクターが愛されている。
『カジノ』1995
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レビュー
『ユージュアル・サスペクツ』1995
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『ミッション:インポッシブル』1996
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レビュー
果たして本作を名作として紹介してよいのか少し迷ったが、これより後のアクション映画や多くの人に影響を与えた作品として現在でも新シリーズが公開されるなど愛されている。
トム・クルーズは本作の公開で俳優としての地位を確固たるものとした。
イーサン・ハントを中心に毎度繰り広げられるド派手なアクションシーンに非常に力を入れておりそこが見どころの一つでもある。
現在でもまだまだ続編は製作されるようなので期待したい。
『トレイン・スポッティング』1996
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ヘロイン中毒の若者の日常を非常に個性的なカメラワークと映像技術によって表現された新感覚映画で、以降本作をパロディーしたような映画シーンを使用した作品も多くあり映画史に大きな影響を与えた名作だ。
当時まだ無名だったユアン・マクレガーは本作のヒットによって有名となったので俳優としての彼の良さも本作を観ることでより深く知ることができると思います。
監督は『スラムドッグ$ミリオネア』などでも知られるダニー・ボイル。最近だとビートルズをテーマにした『イエスタデイ』という映画もよかったので是非チェックしてほしい作品だ。
『ファーゴ』1996
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『タイタニック』1997
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『タイタニック』は1912年豪華客船タイタニック号に氷山に激突し沈没した実話を描いた映画だ。
恐らく世界でもっとも有名な沈没事故で、1517人が死亡した。
起こった事故は最悪ですが、映画としては最高です。
主演はレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット。監督はジェームズキャメロンだ。
現在でもタイタニック号は水深約4000メートルに横たわっており、ユネスコの遺産として登録されている。
『フェイク』1997
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『トゥルーマン・ショー』1998
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最後まで見ればなるほど&モヤモヤが残る興味深い映画だ。
典型的なアメリカ人であるトゥルーマンが暮らす街はどことなく不自然だった。それもそのはず、彼の生活はリアリティ番組「トゥルーマン・ショー」として放送されていたのだ。
本作を観れば普段自分が信じ切っていることや、今現在置かれている環境が当たり前ではないことに気づかされるはずだ。
主演を務めたジム・キャリーの演技にも注目だ。
『プライベート・ライアン』1998
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戦争映画史上最高の映画と呼ばれているのが本作『プライベート・ライアン』だ。
物語は老人が家族を連れてノルマンディー米軍英霊墓地を訪れ、ある墓の前で座り込む場面から始まる。そこで老人は戦時中のある出来事を思い出し回想シーンがはじまる。
現在から物語が始まり内容のほとんどが回想シーンである作品には評価の高いものが多いが、本作もその中の一つだ。
アカデミー賞でも全11部門にノミネートされ、興行的にも当時としては全世界で大きな成功を収めた。
最近の戦争映画では『1917』という全編ワンカット風の没入感が高い作品が公開され、比較されていたが、個人的にはやはり『プライベート・ライアン』のほうがいいなという印象だ。
『1917』も新感覚の素晴らしい作品なのでぜひチェックしてみてほしい一本だ。
『アルマゲドン』1998
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『ファイトクラブ』1999
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タイトルからも激しさを感じるが本作は衝撃展開の映画として知られているため内容のことはあまり語れないのだが、非常に強い印象を残す映画であることは間違いない。
物語は自動車会社に勤務する僕の視点で描かれ、石鹸の行商人であるタイラー・ダーテンと出会うことで展開される。そこからは目を疑うほどの衝撃の展開だ。
演じるのはエドワード・ノートンとブラッド・ピット。
『グリーン・マイル』1999
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レビュー
本作もまた、スティーブン・キングの小説が原作となった映画だ。
物語では世界恐慌時のアメリカの死刑囚が収容されていた刑務所が舞台として描かれており、その刑務所の看守であったポールが60年前の当時を思い出す形で進行する。
涙なしで見ることはほとんど不可能な感動的な映画だ。
主演はトム・ハンクスが演じている。
『アメリカン・ビューティ』1999
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最近だと『1917』で話題となったサム・メンデス監督の映画だ。
本作は平凡なアメリカの核家族が崩壊する過程を描きアメリカ社会の抱える闇の部分を見事に表現している。
〇〇社会の闇を指摘した作品は割と高い評価を受けやすい印象がある。『アメリカン・ビューティ』もそんな作品の一つだ。
物語は一見幸せそうに見える家族を題材しており父であるレスター・バーナムが娘の同級生に恋をしてしまうことからすべてが始まる。
とても見ごたえのある作品だ。
『シックスセンス』1999
予告編
レビュー
衝撃的な展開を見せネタバレ厳禁の作品として大ヒットを記録した。
文字通り第六感を題材にした物語で、死者の見える少年とその少年をサポートする小児精神科医がどのように生きていくかを描いている。
ミステリー作品の中でもかなり印象の強い映画で現在でもたまに話題となっているところを見かける。
『マトリックス』1999
予告編
レビュー
