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名作ギャング・マフィア映画おすすめ10選!実話・実在したマフィアを描いた作品を紹介

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マフィア映画というとまず間違いなく挙がってくるタイトルとして『ゴッドファーザー』があります。

マフィア映画に興味のない方でもきっと耳にした事があるかと思います。

確かに『ゴッドファーザー』はマフィアの存在を世に知らしめた、かっこよくて、威厳があり、その存在に対して恐れも感じる伝説の映画です。

『ゴッドファーザー』の監督はフランシス・フォード・コッポラで本作はシリーズ化されPARTⅢまで公開されています。

しかし、世の中にはこれまでに数多くのマフィア映画が公開されてきました。

フランシス・フォード・コッポラと共に監督として、マフィア映画の代名詞のような存在となっているのがマーティン・スコセッシ監督です。

彼の作品もマフィア映画として素晴らしいものが多く、作品数も多いです。加えてどれも良質なものばかりです。

他にもブライアン・デ・パルマ監督などがいます。

今回は『ゴッドファーザー』以降のマフィア映画のおすすめ作品を厳選して10作品紹介します。

紹介する映画は以下です。

  • 『ゴッドファーザー』シリーズ
  • 『スカーフェイス』
  • 『アンタッチャブル』
  • 『グッドフェローズ』
  • 『レザボア・ドッグス』
  • 『カジノ』
  • 『フェイク』
  • 『ギャング・オブ・ニューヨーク』
  • 『ディパーテッド』
  • 『アイリッシュマン』

※公開順に並べています。

ここに挙げた作品は間違いないので、特におすすめポイントの説明などが必要ないという方は長くなるのでここで閉じていただいて映画を見ていただければ良いと思います。

ということで、ここからはそれぞれの映画がどのような実話をもとに描かれているのか、また、ニューヨーク五大ファミリーをはじめとしたアメリカ合衆国に実在したどのようなマフィアをモデルにしているのかをあわせて紹介していきます。

マフィアって一体何者?ギャングとの違いとは

それぞれのマフィア映画の紹介の前に、マフィア映画を観るうえでの基礎知識を先に紹介しておきます。

そもそもマフィアの起源はイタリアのシチリア島にあります。

シチリア島はイタリアの南に位置する島です。

マフィアというと、なんだかんだアメリカのイメージがありますが、起源はイタリアにあるということは意外と知られていません。

しかし、実際にマフィアといえども犯罪組織。犯罪組織はいつの時代にも世界各地に存在します。

そのことから、組織化した犯罪集団である場合にたとえイタリアのシチリア出身でなくともマフィアと呼ばれるようになっていきました。

つまり、犯罪組織の代名詞がマフィアとなっているような感じです。

ここで疑問となってくるのがマフィアとギャングの違いです。

これはあまり明確ではないのですが、簡単には、主に成熟した大人が支配する組織をマフィアと言います。

つまり日本で言うチンピラのような若者達のアメリカバージョンがギャングと呼ばれます。

そして、マフィアは血統や出身地を非常に重視するのでシチリア島出身であるか否かによって異なる運命を辿ることがあるようです。

映画でもそのような要素が描かれます。

ここからはマフィアについてもう少し詳しく解説しておきます。

先程マフィアはイタリアのシチリア島が起源であるにも関わらず、アメリカのイメージがあると紹介しました。

これには時代背景があり、そもそもアメリカ合衆国のマフィアは19世紀にイタリアから移民としてやってきた者達が起源とされています。

イタリアは現在でも残る南北問題による経済格差によって窮屈な生活を送っていた者達が当時から存在しました。

そのため資本主義によって稼げる国となりつつあったアメリカに移住した理由もよく分かります。

このようにしてイタリアから渡ってきた者達によってできた犯罪組織はアメリカ合衆国の各地の都市に拠点を置くようになったのです。

主にニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコといった大都市を拠点としていました。

特にニューヨークではマフィアの人数が多かったため、5つのファミリーに分割されたという歴史もあります。これがニューヨーク五大ファミリーの起源です。

また、ニューヨークを拠点とする組織をコーサ・ノストラ、シカゴを拠点とする組織をシカゴアウトフィットと呼ぶことがあります。

この他マフィアには血の掟(オメルタ)と言った特有のしきたりがあるのですがこれに関しては映画を観ていただければよく理解できると思います。

ニューヨーク五大ファミリーについて

『ゴッドファーザー』以降のマフィア映画にはアメリカ合衆国のマフィアとして影響力の強かったニューヨーク五大ファミリーがしばしば登場します。

ということで皆さんも気になると思うニューヨーク五大ファミリーについてあらかじめ紹介させていただきます。

ニューヨーク五大ファミリーは現在だと以下の5つとされています。

  • ボナンノ一家
  • コロンボ一家
  • ジュノベーゼ一家
  • ガンビーノ一家
  • ルッケーゼ一家

先ほども少し紹介しましたが、ニューヨークにはアメリカ合衆国の中でも多くのマフィアが存在していました。

そのためこれらマフィアが活動しやすいように5つの組織に分割されました。

発端は1931年のカステランマレーゼ戦争というマフィアの抗争にあります。

この抗争でサルヴァトーレ・マランツァーノはジョー・マッセリアに勝利し五大ファミリーに整理しました。

その後ラッキー・ルチアーノがサルヴァトーレ・マランツァーノを殺害し五大ファミリーを再編しました。

ここでのラッキー・ルチアーノの再編はその後のマフィアの世の渡り方を示したような改革となり、つまるところ彼は五大ファミリーのボスの中のボスのような存在ということです。

五大ファミリーのそれぞれについて、映画にも登場(モデルとして)するような主要人物を紹介しておきます。

ボナンノ一家

  • ジョゼフ・ボナンノ

コロンボ一家

  • ジョゼフ・コロンボ

ジュノベーゼ一家

  • ラッキー・ルチアーノ
  • フランク・コステロ
  • ヴィト・ジュノベーゼ
  • アンソニー・サレルノ

ガンビーノ一家

  • カルロ・ガンビーノ
  • ジョン・ゴッディ

ルッケーゼ一家

  • トーマス・ルッケーゼ
  • ポール・ヴァリオ

五大ファミリーは以上です。

補足ですがアル・カポネという超有名マフィアはシカゴアウトフィットの歴代ボスの1人です。

彼が活躍したのは禁酒法時代の1930年ごろまでで、ニューヨーク五大ファミリーが整理されるよりも前です。

アル・カポネはラッキー・ルチアーノと親交があったとされています。

アル・カポネ関連でいうと、これから紹介する映画としては『アンタッチャブル』『スカーフェイス』が有名です。

ゴッドファーザー』PARTⅠ〜Ⅲ

あらすじ

物語の舞台は第二次世界大戦終結後のニューヨーク。五大ファミリーの中で、最も勢力の強かったコルレオーネ一家、そのボスに君臨するのは一代でファミリーを築き上げたヴィトー・コルレオーネ。娘であるコニーの結婚式が盛大に開かれる中、ただ一人裏社会に足を踏み入れていなかったマイケル・コルレオーネは静観していた。

物語の年代

1892年~1997年(PARTⅠ~PARTⅢ)

予告編

みどころ

『ゴッドファーザー』はマフィア映画の新たな歴史を作った伝説的な映画で、現在でも多くの人が本作を支持しています。

マフィアの世界のとあるファミリーのボスがどのように成り上がっていったのか、その偉大さと、権力がどのように継承されていくのかが非常に興味深いみどころとなっています。

上映時間の長い作品ですが名シーンばかりで無駄がないです。また、PARTⅢまで公開されており作品ごとに特色があるのでお気に入りを見つけてみるのも面白いかと思います。

諸説ありますが、本作に登場するファミリーのボスである、ヴィトー・コルレオーネ(ゴッド・ファーザー)のモデルとなったのはジュノベーゼ一家の歴代ボスのひとりであるヴィト・ジュノベーゼであるといわれています。

また、マーロン・ブランドはしゃがれた声を演技に取り入れていますが、これはジュノベーゼ一家の歴代ボスのひとり、フランク・コステロを真似したものだそうです。

ちなみにフランク・コステロは幼少期にのどの手術を行った影響で生涯しゃがれ声だったといわれています。

そして、アル・パチーノが演じたマイケル・コルレオーネのモデルとなったといわれる人物は2人存在し、ひとりはボナンノ一家の歴代ボスのひとりであるジョセフ・ボナンノ、もうひとりはニューヨーク五大ファミリーを再編したラッキー・ルチアーノです。

そのほか、PARTⅠに登場する歌手で俳優のジョニー・フォーテンのモデルは有名俳優フランク・シナトラです。フランク・シナトラはマフィアとの関係を自ら公言するほどそのつながりが有名だった人物です。

本作はアル・パチーノの出世作でもあり、PARTⅡではロバート・デ・ニーロが出演しています。マーロン・ブランドはじめ、名優の宝庫であることも本作のポイントのひとつですね。

主な登場人物のモデル

  • ヴィト・コルレオーネ(ヴィト・ジュノベーゼ)
  • マイケル・コルレオーネ(ジョセフ・ボナンノ,ラッキー・ルチアーノ)
  • ジョニー・フォーテン(フランク・シナトラ)
  • モー・グリーン(ベンジャミン・シーゲル)

『スカーフェイス』

あらすじ

キューバから反カストロ主義者としてアメリカにやってきた男の名はトニー・モンタナ。皿洗いのアルバイトに嫌気がさした彼は相棒とともに裏社会で成り上がることを心に決める。その後は躊躇なく殺しを行うトニーの腕が認められ、徐々に裏社会で成り上がっていくのだが…。

物語の年代

1980年~

予告編

みどころ

見どころはやはり、暴力的で残虐なトニー・モンタナが切れの良さで成り上がっていくところです。かなり大胆で破天荒な有様は観るものをひきつけるのですが、ドラッグの恐ろしさを知る物語でもあります。

『グッドフェローズ』でも描かれますが、麻薬取引を嫌うマフィアがいたことも納得できる映画です。

また、本作の主人公トニー・モンタナは実在したマフィアで、世界的に見ても歴史上最も有名であるといっても過言ではないアル・カポネをモデルとしています。

というのも、『スカーフェイス』は1932年公開のマフィア映画『暗黒街の顔役』のリメイクで、『暗黒街の顔役』はアル・カポネをモデルとして描かれた映画であるからです。

アル・カポネは先ほども紹介したように、シカゴ・アウトフィットの歴代ボスのひとりです。ゼロから町全体を牛耳るまでに成長し、信じられない額の収入を得ていた人物です。

本作のタイトルともなっているスカーフェイスとはアル・カポネのあだ名で、若いころにフランク・ガルチョという人物と小競り合いになった際に頬を切り付けられ、そのあとが残っていたことが由来とされたいます。

彼らの因縁はのちに、先ほど紹介したコーサ・ノストラ(ニューヨーク五大ファミリー)の大ボスであったラッキー・ルチアーノが仲裁することで決着したそうです。

ちなみに、ラッキー・ルチアーノとアル・カポネは当時親しい関係にありました。

主な登場人物のモデル

  • トニー・モンタナ(アル・カポネ)

アンタッチャブル』

あらすじ

物語の舞台は禁酒法時代のアメリカ合衆国シカゴ。当時街を支配していたのはかの有名なアル・カポネであった。エリオット・ネス率いる、アメリカ合衆国財務省の捜査チームは彼を摘発するために奔走する。

物語の年代

1927年~1931年

予告編

みどころ

本作は、マフィア映画ではあるものの、マフィアを取り締まるアンタッチャブルと呼ばれた捜査チーム目線で描かれています。

何を隠そう本作で取り締まりの対象となったのがアル・カポネです。

エリオット・ネス率いるチームがアル・カポネを逮捕した実話ベースの物語ではあるものの、実際に映画で描かれたものは実話と異なる部分も多いのだという。

ちなみに本作の舞台はアメリカ合衆国の禁酒法時代です。

今では考えられない史実ではあるがこの禁酒法が定められていたのが1920年から1933年までであり、ちょうどアル・カポネが活躍した時期でもあります。

酒が禁止であったからこそ密造・密売が儲かるわけなのでマフィアにとっては好都合だったのかもしれませんね。

酒が合法化されている現代において、酒を造っても簡単には儲けることができないという事を踏まえると納得です。

物語に登場する実在の人物

  • エリオット・ネス
  • アル・カポネ

グッドフェローズ』

あらすじ

ヘンリー・ヒルはわずか11歳でマフィアの使い走りとなり、将来はマフィアの一員になることを夢見ていた。彼を利用していたのはポーリー・シセロでその後も長い付き合いとなる。ヘンリー・ヒルは年を重ねるごとに様々な犯罪に手を染めていくのであった。

物語の年代

1955年~1980年

予告編

みどころ

本作のみどころは、ヘンリー・ヒルというひとりの男がいかにしてマフィアの世界に足を踏み入れ、どのように成り上がり、仲間とどのような関係性を持っていたのかを見届けることができるところです。

マーティン・スコセッシ監督によって、怒涛の展開で仕上げられていますが、物語に緩急がありエンターテインメントとして非常に楽しめます。

本作にも実在したマフィアが複数登場します。

まず、主人公のヘンリー・ヒルは同名で実在するマフィアです。わずか11歳でマフィアの使い走りとなり、そこからさまざまな犯罪に手を染めていった人物です。

母親がシチリア出身、父親がアイルランド出身であったことは血統を重視したマフィアとしても、物語としてもカギを握っているといえます。

そんな彼を使い走りとして利用していたのはポーリー・ヴァリオで彼はニューヨーク五大ファミリーのひとつであるルッケーゼ一家の歴代ボスのひとりです。

物語にはポーリー・シセロとして登場しています。

また、『グッドフェローズ』にはロバート・デ・ニーロ、ジョー・ぺシが出演しており、ロバート・デ・ニーロは実在の人物であるジェームズ・”ジミー・ザ・ジェンド”・バークを演じています。(劇中ではジェームズ・”ジミー”・コンウェイ)

ちなみにジョー・ぺシはトミー・デヴィートとして登場します。

ジェームズ・”ジミー・ザ・ジェンド”・バークはかなり凶暴な人物として知られ、腕っぷしが良かったのでコロンボ一家とルッケーゼ一家の両方に利用されていたのだそうです。

物語に登場する人物のモデルとなったマフィア

  • ヘンリー・ヒル
  • ポーリー・ヴァリオ
  • ジェームズ・”ジミー・ザ・ジェンド”・バーク

『レザボア・ドッグス』

あらすじ

ロサンゼルスを拠点とする犯罪組織のボス、ジョー・カボットは強盗を計画し、犯罪者6名を雇うことで実行に移そうとしていた。それぞれの素性を隠すために仲間たちは色で分けられたコードネーム呼び合うことになった。いざ、計画は実行されるのだが…。

予告編

みどころ

『レザボア・ドッグス』はクエンティン・タランティーノ監督の初期のころの映画で、インディペンデント映画として非常に評価の高い作品です。

本作はマフィアの力を描いた作品というよりは、彼らの”ある日の仕事”を描いたようなもので人間味が良く感じられる映画となっています。

物語における導入部分の食事のシーンで、意味不明な会話が繰り広げられ、スーツにサングラス姿でジョージ・ベイカーの「LITTLE・GREEN・BAG」に載せて男たちが歩くシーンは男臭さや、カッコよさを超越した何かがあります。

時間軸を巧みに操り、それによって生み出された強烈なインパクトを残す名シーンも多いので注目です。

また本作では仲間同士の名前を色(ミスター〇〇)で分けて呼び合っており、クエンティン・タランティーノ監督自身も登場します。(上の画像だと左から二番目)

今回紹介しているマフィア映画の中では異色の作品ですがかなり強烈な印象を残すはずです。

カジノ』

あらすじ

サム・ロスティーンは予想の的中率の高さから、シカゴマフィアのボスたちから気に入られていた。ラスベガスの巨大カジノを任され、用心棒としてニッキーが付き、一目惚れしたジンジャーと結婚するものの…。

物語の年代

1970年代~1980年代

予告編

みどころ

本作のみどころは、実在したカジノが時代背景によってどのような形でマフィアに裏で操られ、繁栄し、また、衰退していったのかを知ることができるところです。

主な登場人物はエース、ニッキー、ジンジャーで、彼らの関係性が怒涛の展開で描かれていきます。

本作にはラスベガスのカジノであるタンジールという施設が登場するのですが、このカジノを支配していたのが主人公のサム・エース・ロスティーンです。

彼のモデルとなったのがフランク・”レフティ”・ローゼンタールで物語と同様に持ち前の的中力の高さによってカジノを回していました。

ちなみにタンジールは有名なカジノであったスターダストをモデルとしています。(現在は解体)

支配しているといえども実質的な支配者は全米トラック運転手組合のボスであるジミー・ホッファであり、彼に圧力をかけていたのはシカゴ系のマフィア(シカゴアウトフィット)です。(余談ですがジミー・ホッファはのちほど紹介する『アイリッシュマン』で丁寧に描かれています。)

結局はマフィアが絡んでいるという事です。

また、エースの用心棒として登場するのがニッキー・サントロで彼のモデルとなったのがアンソニ―・”トニー”・スピロトロです。

物語に登場する人物のモデルとなった人物

  • フランク・”レフティ”・ローゼンタール
  • アンソニ―・”トニー”・スピロトロ
  • ジミー・ホッファ

フェイク』

あらすじ

FBIの特別捜査官であったジョー・ピストーネはマフィアの犯罪者を検挙するために名前を変え、素性を隠し潜入捜査を進める。その過程で相棒だった”レフティ”・ベンジャミン・ルッジェーロとのきずなが深まるものの…。

物語の年代

1978年~1985年頃

みどころ

本作はマフィアとFBIの潜入捜査について描いた正真正銘の実話映画です。

具体的にはドニー・ブラスコという名前で約6年間もマフィアの一員となり潜入捜査を行った実在のFBI特別捜査官、ジョー・ピストーネを描いている映画です。

彼が潜入捜査を行っていたのは、ニューヨーク五大ファミリーのひとつであるボナンノ一家です。

当時ボナンノ一家のボス代行であったドミニク・”ソニー・ブラック”・ナポタリーノが登場します。

この捜査によってFBIは大量のマフィアを摘発することに成功しています。

かなりスリリングな実話であるが故に、映画としてもスリリングな仕上がりとなっています。

ジョー・ピストーネを演じたのはジョニー・デップで、マフィアの一員として行動を共にした”レフティ”・ベンジャミン・ルッジェーロをアル・パチーノが演じています。

物語に登場する実在の人物

  • ”レフティ”・ベンジャミン・ルッジェーロ(ジョニー・デップ)
  • ジョー・ピストーネ(アル・パチーノ)
  • ドミニク・”ソニー・ブラック”・ナポタリーノ(マイケル・マドセン)

ギャング・オブ・ニューヨーク』

あらすじ

物語の舞台は19世紀のアメリカ。ファイブ・ポインツでは、ネイティブ・アメリカンズとデッド・ラビッツという2つのギャング組織が覇権争いをしていた。最終決戦で父親を殺されたアムステルダムは復讐を誓う。

物語の年代

1846年~1860年代

予告編

みどころ

『ギャング・オブ・ニューヨーク』はハーバート・アズベリーの同名ノンフィクション著書にマーティン・スコセッシ監督が感銘を受け、構想に約30年という時間をかけて映画化された作品です。

公開当時アメリカ同時多発テロと重なったため公開が翌年に延期され、エンディングの脚色が追加されたという経緯もあります。

具体的には、ニューヨークのファイブ・ポインツを舞台にアイルランド系移民の集団であるデッド・ラビッツと先住民のネイティブ・アメリカンズらの抗争の歴史が描かれています。

このデッド・ラビッツをはじめとしたアイルランド系のギャング・マフィアはアメリカにおける最も歴史の長い犯罪組織です。

原作がノンフィクションであるため、史実に基づいて描かれている映画ではあるものの、脚色によって史実とは異なるエピソードも多く追加されています。

そのためレオナルド・ディカプリオが演じたアムステルダムは架空の人物です。

とはいえ、史実をもとに描かれているので実在した人物も登場します。

例えば、ビル・ザ・ブッチャーはウィリアム・プールを、モンク、シロッコはそれぞれモンク・イーストマン、ジャック・シロッコという実在したギャングがモデルとなっています。

見どころは、南北戦争下のアメリカの一角で市民がどのような問題を抱えていたのかを知ることができることももちろんですが、最も注目なのはデッド・ラビッツのリーダーでもあった父親を殺された主人公アムステルダム(物語上の主人公)の復讐心がどのように消化されていくのかについてです。

ディパーテッド』

あらすじ

物語の舞台はマサチューセッツ州ボストン。この街にはびこる犯罪を撲滅するために警察はビリー・コスティガンを犯罪組織にスパイとして送り込む。一方フランク・コステロ率いる犯罪組織も、あろうことか警察にコリン・サリバンをスパイとして送り込んでいた。彼らの運命は、果たして…。

予告編

みどころ

『ディパーテッド』は香港映画インファナル・アフェアのリメイク映画であるものの、舞台をアメリカ合衆国に移して描かれ、その完成度の高さからアカデミー賞作品賞を受賞しました。

ちなみに本作は日本でもリメイクされ西島秀俊主演のテレビドラマとして放送されました。

犯罪組織に潜入捜査官として忍び込むものと、警察組織に犯罪組織のスパイとして潜り込むものの両者の視点で描かれかなりのハラハラドキドキ展開となっています。

物語にはフランク・コステロという犯罪組織のボスが登場しますがこのフランク・コステロはジュノベーゼ一家の歴代ボスのひとりであるフランク・コステロとは別人ですが、マーティン・スコセッシ監督のアイルランド絡みの何かしらの皮肉が込められたいると考えられます。

アイリッシュマン』

あらすじ

全盛期が過ぎ去り、今は老人ホームで車いすに乗って生活するフランク・シーランは、かつてヒットマンとして、全米トラック運転手組合のボスであったジミー・ホッファやファミリーのボスであったラッセル・バッファリーノと過ごした日々を思い出す。

物語の年代

1950年代~1980年代

予告編

みどころ

『アイリッシュマン』はマーティン・スコセッシ監督の描くマフィア映画の集大成のようなもので、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ぺシ、ハーヴェイ・カイテルら常連はもちろん、アル・パチーノも参戦するという豪華な作品となっています。

本作も実話をもとに描かれた映画で具体的には全米トラック運転手組合とマフィアとの癒着が描かれます。

物語で重要なのは、フランク・シーラン、ジミー・ホッファ、ラッセル・バッファリーノの3人で、3人とも実在した人物です。

特にフランク・シーラン、ジミー・ホッファについてはじっくりと描かれるので見ごたえがあります。もちろん映画ではマフィアのしきたりや、世界観、雰囲気を感じ取ることができます。

フランク・シーランはラッセル・バッファリーノに雇われたトラック運転手で後に殺し屋(ヒットマン)、ジミー・ホッファの用心棒として活躍します。

また、ラッセル・バッファリーノはシチリア出身のマフィアでバッファリーノ一家のボスです。

彼らの一族からコーサ・ノストラの幹部となる者も存在したようでそのあたりのつながりも非常に強かったといわれています。

そして、ジミー・ホッファは全米トラック運転手組合の委員長で当時150万人の組合員がいたとされているのでかなりの権力を握っていたと考えられます。

ちなみに、先ほど紹介した『カジノ』のモデルとなったスターダストともジミー・ホッファは関連のある人物です。

物語に登場する実在した人物(主要)

  • フランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)
  • ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)
  • ラッセル・バッファリーノ(ジョー・ペシ)
  • アンジェロ・ブルーノ(ハーヴェイ・カイテル)
  • トニー・サレルノ(ドミニク・ランバルドッツィ)
  • ジョーイ・ガロ(セバスティアン・マニスカルコ)

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