スティーブン・キング原作の映画化作品が2019年には日本でも2作品公開されました。具体的には
- 「IT THE END」
- 「ドクター・スリープ」
です。2作品ともホラー映画です。ホラーというよりは日本人はスリラーと捉えるかもしれませんね。スティーブン・キングの作品はモダンホラーという部類の映画ですから。
そんなスティーブン・キングの映画には異なるタイトル同士で接点やつながりがあるようです。
今回はその接点についての例を詳しく解説していきます。
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スティーブン・キングのホラー映画には繋がりがあった⁈
スティーブン・キング原作のホラー映画のつながりがあるものは
- 『ダークタワー』
- 『IT』
- 『シャイニング』
です。先ほども紹介した、日本で2019年に公開された『IT THE END』は2017年公開の『IT』の続編、『ドクター・スリープ』は1980年に公開された『シャイニング』の続編です。
特に『シャイニング』はモダンホラー映画の傑作として高く評価されています。
これらの作品は2017年公開の映画『ダークタワー』を中心にいくつかの接点、繋がりが指摘されています。
特にファンの皆さんはこの接点や繋がりを探して楽しんでいる方も多いでしょう。
『ダークタワー』を中心にIT・シャイニングは繋がっている⁈
肝心なのはスティーブン・キングの映画化作品がダークタワーを中心に世界がつながりを見せていることです。
映画『ダークタワー』ではそのタイトルの通り、ダークタワーというタワーを中心に世界が繋がっています。
スティーブン・キングの映画の世界ではダークタワーを中心にいくつもの世界が存在し、ポータルを使うことによってその間を行き来できるようになっています。
この設定ではダークタワーのおかげで宇宙全体がその外部から訪れる怪物から守られているとされています。
結論としては、ダークタワーを中心とした幾つもの世界のうちの一つに『シャイニング』の世界、また、『IT』が出現するデリーの街が存在する世界が、存在するわけです。
スティーブン・キングの作品が繋がっている証拠や具体例!鍵はやはり『ダークタワー』
最後に、スティーブン・キング作品が繋がりを見せる証拠や具体例についてです。少しネタバレになりますので鍵となる『ダークタワー』を鑑賞後にご覧いただけると幸いです。
やはり、繋がりの鍵となるのは映画『ダークタワー』です。
映画『ダークタワー』ではシャイニングやITに通じる幾つものつながりの証拠が劇中に登場しました。以下です。
- 少年がポータルで移動した世界の森にペニーワイズと書かれた看板があった
- 少年は「シャイニング」という能力を持っていた
この2つが映画『ダークタワー』と、『シャイニング』『IT』との繋がりを決定づける証拠です。
一つ目は映画『ダークタワー』の劇中で少年がポータルを使い異世界へ移動した際のことです。移動した先の森には廃墟と化した遊園地にボロボロの看板が捨てられていました。捨てられていた看板には大きな文字で
「PENNYWISE」
と書かれていました。劇中に登場する男によると、これらのボロボロの状態のものは全て世界変性前のものだとされています。

このことから映画『IT』と『ダークタワー』の世界は繋がりを持っていると言えます。
二つ目は映画『ダークタワー』に登場した少年が夢を見ることに関するものです。少年はこれから起こることの夢を毎晩見るようになります。また、相手の考えていることが話さずともわかったりしました。これが劇中でも明確に「シャイニング」という能力であると明言されました。
このことから映画『シャイニング』の世界は『ダークタワー』の世界と決定的に繋がりを持っていると言えます。
つまり、
- 『ダークタワー』
- 『IT』
- 『シャイニング』
の世界はダークタワーを中心に繋がっていたと言えます。